正直不動産の内容がむずかしくて楽しめない。
「実際にそんな事あるの?」などの疑問に現役の不動産屋がお答えします。
今回は、8巻P66に出てきます。
物件資料のみ持ち帰るお客様についてご説明いたします。
ストーリーの大まかな流れ
月下咲良(福原遥さん)が賃貸物件を探されているお客様を丸一日案内した後に何もしていないのに突然怒られてしまします。
そして、そのお客様が怒りながら物件資料を取って帰ろうとした所、永瀬財地(山下智久さん)がとある事に気が付きます。
実は、不動産屋さんにはとても嫌なお客様というのが存在ます。
今回は、そんなお客様をご紹介いたします。
なぜ物件資料を持ち帰ろうとしたのか?
本編のお客様は、月下咲良(福原遥さん)に物件を提案させ一日中色々なお部屋を案内させて、自分の気に入った物件が見つかったので、格安の不動産屋か知り合いの不動産屋に資料を持ちこんで安く契約するつもりだったのです。
契約だけ違う会社でする
物件だけ決めておけば、仲介手数料無料の違う不動産屋や、知り合いの不動産屋で案内をして貰わずに契約をする事は可能ですし費用的にも安くしてもらいやすいです。
ですが、もちろんデメリットもございます。
今回は、そんな契約だけちがう会社でするメリットとデメリットをご紹介をご説明いたします。
- メリット
- ・初期費用が安くなる。
- デメリット
- ・内見時に確認した内容や確認事項の保証が付かない。
内見をした不動産会社と、実際に契約をした不動産会社が違うと、内見時に説明内容が間違っていたとしても契約をした会社が違うので責任を問う事ができません。
ですが、その両方を解決できる方法があるんです!
仲介手数料無料でも内見してくれる会社を選ぶ
初期費用を安くするには、仲介手数料無料の不動産会社一択です。
そして、最近では、内見しないで「物件を決めて来てくれたら仲介手数料無料にします」と言う会社もありますが内見をしない不動産会社は絶対に避けましょう。
きちんと、仲介手数料無料でもお客様と一緒に物件を内見してくれる不動産会社もいっぱいございます。
そんな良心的な不動産会社で解約をいたしましょう。
内見と契約する不動産会社を分けるのはとても危険です。
必ず、同じ会社で契約する事をおすすめいたします。
また、仲介手数料無料の会社限定で物件を探せば、本編の様なことをしなくても良いと思います。
まとめ
必ず、内見をしてくれた不動産会社で契約をすること。
友達や知り合いが「物件だけ違う不動産屋で探して来い」というのであれば、友達ならきちんと探してあげるべきだと思うのです。
あなたなら、大切な友達にそんな事言えますか?
親や恋人に同じ事を言えますか? それと同じです。
お部屋探しに寄り添ってくれない友達より、寄り添ってくれる方に頼みましょう。
※本ブログは、あくまで個人的な意見及び感想です。