隣接地からの越境物がある場合

隣接地からの越境物がある場合


隣接地の建物やその基礎、樹木等が対象地(自分の土地)に越境していたり、 反対に対象地側に隣接地の建物等が越境している場合があります。


このような場合の土地の売買にあたっては、契約締結に先立って越境物を撤去したり、あるいはそれが難しい場合には、隣接者との間に覚書を取り交わすことによって取引を行うことが通常です。


このような措置を取ることにより、不動産の価格自体に影響を与えるケースは少ないのですが、なかにはその解決が困難なことから減価要因としてとらえざるを得ないこともあります。

覚書の見本

覚 書

○○○○ (以下, 甲という。)および〇〇〇〇 (以下、乙という。)は, 末尾表示の甲および乙所有土地の境界線上に存する越境物の取扱いに関し,次のとおり覚書を締結した。

第1条 甲および乙は、乙所有土地 ( 1番1) 内に, 甲所有土地 (1番2) 上に存するブロック塀のレンガ積の一部が越境していることを確認した(別添図面の既設金属鋲○○番と既設コンクリート杭○○番を結ぶ直線より乙所有土地側で, 朱線表示箇所)。

2 甲が将来,前項のブロック塀の新設または改修、もしくはこれに替わる構築物を新設する際には,当該越境部分を甲の責任において撤去するものとする。

第2条 甲および乙は、甲所有土地 (107)内に,乙所有土地(1番 1)上に存するガス管の一部が越境していることを確認した(別添図面の既設コンクリート杭○○番と既設金属標○○番を結ぶ直線より甲所有土地側で,青色表示箇所)。

2 甲が将来,前項のブロック塀の新設または改修, もしくはこれに替わる構築物を新設する際には,当該越境部分を乙の責任において乙所有地内に移設するものとする。

第3条 甲または乙は,将来, 末尾表示の甲または乙所有土地の所有権を移転する場合、新所有者に本覚書の内容を承継させるものとする。

本覚書の成立を証するため,本書2通を作成し、甲乙各1通を保管する。

◯◯◯◯年◯月◯日

       甲  住所

          氏名             印       

       乙  住所

          氏名             印

(土地の表示)

甲所有の土地  ○○市○○区○○町 1番1

乙所有の土地  ○○市○○区○○町 1番2

主) 本覚書に添付されている図面は掲載を省略します。

隣地の人が覚書も書いてくれない、越境物も解消してくれない場合

最悪の場合ですが、隣地の方とまったく連絡が取れない場合などがあります。

この場合は、仕方がないので、越境物がある事を織り込み済みで購入をしてくれる人を探す。

又は、越境されている部分を分筆して少し土地を小さくして売却する他ないと思います。

分筆した越境されている土地を捨てる覚悟になりますが…。

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