正直不動産の内容がむずかしくて楽しめない。
「実際にそんな事あるの?」などの疑問に現役の不動産屋がお答えします。
今回は、1巻33ページに出てきます。
月下咲良(福原遥)の初めての賃貸物件案内についてご説明いたいと思います。
正直不動産の大まかなストーリーの流れ
月下咲良(福原遥さん)が初めて担当する賃貸物件をお探しのお客様が来店されるとの事で、永瀬財地にフォローをお願いする場面があるのですが、月下咲良が一晩かけて探した物件を見て永瀬財地はこういうのです。
「ダメダメ紹介するならせめて管理物件にしとけ。」
「ここ、うちと管理契約されていないオーナー物件だ、成約が取れても旨味が少ない。」
管理物件とは、登坂不動産にオーナー様が管理の依頼や入居者募集を依頼している繋がりの濃い物件の事です。
悲しい事に、管理物件しか紹介しな不動産屋は存在するんです…。
なぜ管理物件でないと旨みがないのか?
月下咲良が永瀬財地に初めて賃貸営業のフォローをお願いした場面で、永瀬財地は月下咲良に「どうせ1Kかそこらのアパート探してんだろ?そんな金にならない案件俺に手伝わせんな。」と言っています。
- 実は、不動産屋の中でも賃貸契約はあまりお金にならないお客様なので軽視される傾向があるのです。
また、本編のように管理をしていないオーナー様を喜ばせるぐらいなら、自社で管理をさせて貰っているオーナー様の物件を紹介して、もしお客様が気に入らなければ、金にならないからそんなお客は捨てろっと言っているのです。
実は、未だにこの様に自社の管理物件しか紹介しない仲介不動産会社はございます。
特に賃貸をメインにしていない売買や管理業に特化している不動産会社は、賃貸のお客様にあまり積極的ではありませんので、依頼する会社の特色を見極めて依頼しましょう。
また、賃貸をメインにしている不動産会社でも、一部のサブリースをメインにしている不動産会社では同様のことがあります。
このブログでは、実際に社名を出して説明する事ができないのがとても残念です。涙
ですが、分かりやすい方法としてGoogleなどで「サブリース 〇〇〇〇(社名)」で検索して頂いて検索結果が出ればサブリースの会社です。
少し手間ですが10秒もあれば検索できます。
たった10秒で紹介して貰える物件の選択肢が大幅に増ますのでチャレンジする価値は大いにありますよ。